旧斎藤家臣で後に斎藤龍興と対立して織田信長に寝返った3人の有力者たち。西美濃三人衆は濃尾地方の勢力均衡を崩す大きな存在でありました。
そんなことから知名度の高い戦国武将である美濃三人衆ですが、本ブログでは稲葉一鉄と安東守就はかなり前に記事として取り上げているのに氏家卜全だけが未だ記事どころか他武将解説でも登場していませんでした。
氏家卜全って他の2人と違って印象に残るエピソードが無くて地味なんですよね。信長の野望でも一線級の活躍が期待できる一鉄、知略特化型で義理が低く裏切りやすい守就のようなピーキーさと違って、全能力が60前後と凹凸が少なく、弱くも無ければ強くもない微妙な能力。さらに他の強力な武将が多い織田家・斎藤家ではすぐにモブ将の一人に埋もれる不遇の扱いです。
下手をすれば漫画家の方が有名な気が(辛辣)