有能な部下は囲い込みたいのはいつの時代も同じ、戦国時代や江戸時代においても大名はあの手この手で他家への転職を防ぎました。さいわい主君への忠義や一所懸命といった昔ながらの封建制度が残っていたおかげで、地方の大名にとっては他家への裏切りが起きることはまず無かったのですが、織豊大名の家臣たちは実力で主君に登用され出世してきた人物が多く、隙あらば戦場で活躍し転職の機会を待ちました。

 


他家への転職禁止は、例えば奉公構とかが有名ですが、日ごろの行いが悪く、相当やらかした部下にしかなかなかできないものです。ではどうしたのか?黒田家臣、毛屋武久の例を見てみましょう。



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