不定期更新 気になった武将や人物について取り上げたりおんj中心にまとめたりします

    カテゴリ:人物伝 > 織田家

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    家臣の家臣のことを陪臣と言います。天下人となった秀吉がある日、御伽衆らに「天下を取るための三要素」を語った逸話が残っていますが、ここで秀吉はその三要素に大気と勇気と知恵を挙げており、全てを持ち合わせいないと天下を取れないと言います。

     

     

    結局のところ、三要素全てを持ち合わせている人物はほとんどいないというのが秀吉の談なのですが、陪臣の中にも二要素までは持ち合わせている者がいると語ったとされ、そこに挙げられた武将らが「天下の三陪臣」と称されました。

     

     

    そのメンバーが毛利家に仕える小早川隆景、上杉家に仕える直江兼続と2人は一線級の人物ですが、残る一人、堀家に仕える堀直政が選ばれています。このエピソードはいくつかのバリエーションがあり、上述の2人は固定のものの、直政の代わりに鍋島直茂や片倉景綱のパターンがあるのですが、いずれにせよ他の武将に比べて堀直政は明らかに知名度が一周り劣ります。

     

     




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    なぜ直政がそこまで評価されていたのでしょうか?今回は天下の三陪臣・堀直政について解説していきます。

     

     

     

    【堀直政   小早川隆景・直江兼続に並ぶ天下の三陪臣】の続きを読む

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    織田信包


    織田家の面々で初期からいるのに。
    影が薄すぎる。
    【織田信包  織田家の長老となった弟】の続きを読む

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    さて、今日も今日とて織田信雄の記事。

    戦国一の凡愚とも称され、戦国時代の風雲児ともいえる織田信長とは似てもにつかぬ信雄という男ですが、信長の経験した稀代の英傑に特有のエピソードについて信雄も有しています。

     

     

     

    それが弟殺し。

     

     

     

    旧約聖書においてカインが弟アベルを殺害したことが人類最初の殺人と記述されるように、人類史は弟殺しの歴史でもあります。世界でも日本でも権力の後継者争いは常に兄が弟を廃して王位につくことが世の常でした。

     

     

    弘治3(1557)、先代織田信秀の後継者争いとして信長の弟・信行が反信長派の家臣の旗頭として弾正忠家を二分し、やむなく弟を手にかけたことが信長という男の覇道の始まりでした。それからというもの、比叡山焼き討ち、長島・越前一向一揆鎮圧、小谷城の戦い、有岡城の戦い、甲州征伐等、数多の京観を築いてきたものの、身内にはめっぽう優しく、その後の信長が討った身内は義弟の浅井長政ぐらいしかありません。

     

     

    骨肉争いは家の崩壊を招くことを歴史から学んでいたのか、弟殺しのトラウマからなのか、甥の信澄を手厚く保護し、息子信雄の失態にも叱責はしつつも息子の尻ぬぐいをするなど他の大名に比べても親バカの類でしょう。

     

     

     
    織田信孝



    そんな愛情をもって接したはずの息子・信雄が、自身の死後にありし日の信長の如く親殺しに手を染めるとは実に因果なものです。

     

     

     

     

    【織田信孝  ついに報われなかった男  ~どうする家康人物解説㉗~】の続きを読む

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    紀伊半島の山岳地帯を縦断する「酷道」。国道371号線。紀伊半島の内陸部は高野山や熊野の霊場を巡る修験道のような場所であり、古くから通行路はあったものの、その道は長く険しいものです。出発点こそ大阪府の河内長野市からはじまるものの、多くは高野山麓の町・橋本市からひたすら南に下っていきます。最初は市街地や住宅地を抜ける田舎道の様子を呈しますが、市街地から23km離れただけで片側1車線の狭路に突入。北側から高野山に向かうルートは主に3ルートあり、通常は九度山町かその手前のかつらぎ町を縦断するルートが推奨されるのですが、奈良方面から来た旅行客は国道だからとこの371号線に迷い込んでしまい地獄を見ることが度々あります。

     

     





    そのような険しい山道のふと横道に小さな祠と寂れた墓石がポツンと立ってあります。位牌は「織田秀信終焉の地」。織田信長の嫡孫にして、清須会議にて織田家の後継者に決定されたあの三法師です。なぜ、そのような貴人がこのような辺鄙な所が終の栖となってしまったのか・・・?思えば清須会議で脚光を浴びた三法師はそれ以降歴史の第一線の表舞台から登場しません。今回はそんな織田秀信の理不尽極まる悲劇の人生を見ていきましょう。

     


     織田秀信

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    織田信雄


    伊賀侵攻伊賀侵攻伊賀侵攻伊賀侵攻伊賀侵攻伊賀侵攻
    炎上炎上炎上炎上炎上炎上炎上炎上炎上炎上炎上炎上
    降伏降伏降伏降伏降伏降伏降伏降伏降伏降伏降伏降伏
    改易改易改易改易改易改易改易改易改易改易改易改易
    【織田信雄  このバカ殿と呼ばないで(後編) ~どうする家康人物解説㉖~】の続きを読む

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