三重県熊野市。日本最大規模の棚田「丸山千枚田」が有名です。高低差100mの切り立った崖に1340枚の棚田が広がっています。壮観な光景ですが、昔はこれよりも2倍の棚田が広がっていたと記録に残っています。
近年では棚田のオーナー制度によって棚田保全活動が活発化し、毎年多くの家族連れが棚田の田植えに参加するのだとか。
この棚田を初めて記録したのは、戦国大名の羽柴秀長でした。しかし、この棚田の検地はこの長閑な風景とは裏腹に凄惨な抗争の上に行われたものでした。
【還らずの城、赤木城 ~藤堂高虎の逸話~】の続きを読む