山名家臣団。
山陰地域の国衆たちは独立性が高く、山名四天王と呼ばれる家臣団ですら主家への忠誠心は無きに等しい状態でした。
というのが、但馬銀山の存在。金山・銀山、そして港は戦国時代において有力な経済資源であり、ここを抑えることが戦国大名としての強さに直結します。そして、山名氏は但馬銀山の開発によって経済発展すると思いきや、大名として成長する前に家臣団によって奪取され大大名へと飛躍することができませんでした・・・。
そんな家臣団も山名氏含めて後からやってきた織田家に駆逐されることになるのですが、一家ではわずかに生き残ります。
しかも、今川氏真的な方法で・・・。
今回は山名四天王の一人、八木豊信について解説します。