不定期更新 気になった武将や人物について取り上げたりおんj中心にまとめたりします

    カテゴリ: 江戸時代

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    江戸時代初期はまだまだ戦国時代の殺伐な気風が漂う時代であり、血気はやった若武者たちは稀に市中で殺傷事件を起こし社会問題となっていました。街中の人通りの少ない場所で通行人に武士が斬りかかる、これを辻斬りといいます。当然、幕府は辻斬りを禁止し犯人は見つけ次第市中引き回しの上で死刑という厳しいお触れを出したのですが、徳川綱吉の治世終わり頃までは頻発していたようです。

     

     

    犯罪行為の辻斬りとは別に、武士は「切捨御免」と呼ばれる特権を有していました。

    武士が耐えがたい無礼を受けた時、相手を斬っても処罰されないというものです。

     




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    2020年代日本の社会問題を象徴する言葉である「弱者男性」という概念。貧困、性的、障害などにより社会的地位が低く苦しんでいる男性を指す言葉です。

     

     

    歴史的にみて東洋の世界は男性優位の社会ではありましたが、昔はすべての男性が幸せだったかというとそうではなく、当然ホモソーシャル内の争いの末に敗者となり命を落としたり困窮する男たちも数多いたでしょう。

     

     

    21世紀になると自由主義が進んだことで女性の社会進出やLGBTなどマイノリティへのスポットライトがあてられるようになった反面、このような敗者に甘んじた男性へ手が差し伸べられる機会が今もないこと。またそれに対する不平不満をいうと「男らしくない」など何故か男性にだけジェンダーフリーが適用されないなど、他者からの理解を得られにくい状況がこの問題の本質なんじゃないかな・・・。

     

     




    つまり理解ある彼女ちゃんがいれば全て解決するが、生物学的に考えて弱いオスとわざわざつがいを作るメスはまずいないので、弱いオスが早めにダーウィンの実験場からいなくなってしまうことが次の解決策であり、自然界ではそうなっているが、それは社会学とか生物学とか以前に人道的に反するので、そんなこと言っちゃいけない。

     

     

     

    50年前なら




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    の一言で、弱者男性をある程度救う言語化ができたのかもしれないのにね。
     

    【大坂の陣は弱者男性たちの暴動だった?】の続きを読む

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    とにもかくにも先立つものは金。現代と比べると江戸時代の神社仏閣の地位はそれなりに高いものでしたが、経済面で言えば今と同じく自転車操業で経営している所の方が多く、日本全国の僧侶・神官たちは資金繰りに追われていました。

     

     
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    増上寺のような将軍家や大名と深い関係のある寺社に関しては公的な予算で支援してもらえましたが、99%の寺社はそのような援助はなく、その一個下の支援である無利子の貸出や勧化(幕府のお墨付きで庶民や商人から寄付を募ること。ふるさと納税のようなものだろうか?)の対象になる寺も上澄み中の上澄みでした。故に全国津々浦々の寺社は寺の経営や修繕費を捻出するため、一世一代のとあるマネーゲームに賭けていたのです。





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    親ガチャというインターネットスラングは人口に膾炙される以前より意外にも古くから使われており、2015年頃より匿名掲示板にてその流用が見られるようになります。

     

     

    芸能人ら一般大衆に知られるようになったのは2020年末から2021年にかけてであり、急速に拡大する日本の格差と共に頻出する言葉となりました。家族間の希薄化、格差社会、そして自己顕示欲の増大する社会が合わさって2023年初頭より若者の闇バイトによる凶悪事件が多発している・・・というのは荒唐無稽なピタゴラというのもないでしょう。

     

     



     

    このような状況に政治家はどのような解決策をとるか・・・おそらくは、十中八九家族間の連携の強化という言葉を使うことでしょう。というのも、このスタイルは江戸時代の為政者からの十八番でして、コストのかからない治安対策としてしばしば儒教の「孝」の精神を持ち出し、家族での助け合いの精神を庶民に啓蒙しようと試みました。

     

     



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    【【孝子表彰】子ガチャSSR、日本一の親孝行を探せ! 孝行息子・中村五郎衛門の物語】の続きを読む

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    深刻な格差社会と若者の貧困、そして3年続いたコロナ禍による周囲の人々とのつながりの希薄化は、人心を荒廃させ、2023年に入って闇バイトによる強盗が相次いでいます。

    しかし、今までの強盗・窃盗事件とは違って、呆れ返るほどに頭が悪い。

     

     

    俗にいうケーキの切れない少年たちが手駒となって犯罪の末端となり各地の広域強盗事件を被害を広げており、ついには銀座の一等地で白昼堂々と高校生が押し入り、国会議事堂のある通りを暴走して逃走する強盗が発生するなどこの世の終わりのような事件まで起きています。これがアフガキですか。アホガキでしょ。

     

     

    各個人で自分たちの生活をどうにかすることはできても、若者全体を救うというのは、これまでの日本の状況からして、根本的な解決は不可能。よってこれからの日本はどんどん治安が悪くなるし驚くようなアホな強盗事件はこれからも起きると言う訳です。

     

     

    ということで、強盗が押し入ってきた際に自己防衛で撃退する力が問われてくるわけですが、高齢化社会でそのような抵抗する力もない老人もこれから増えていく。そうすると強盗はおろか殺人事件にまで・・・。と考えると暗澹たる気持ちになりますね。

     

     

    ある程度、強盗が日常茶飯時になると人民の間で自警団が活発的に組織化されることになるでしょう。それが自力救済であり、法律の先生が止めようとしても、人々の流れは止められずやがて自警団が警察にかわってとってかわられるようになるのではないか、それが日本の法治主義の終わりなのでしょうか。

     

     

     

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    1600前半の江戸も未だ戦国時代の気風が残る殺伐とした時代で罪の大小問わず食い詰めた浪人たちが市内に侵入して悪事を働く時代でした。治安対策として幕府は何と盗賊団から盗賊を取り締まる方法を思いつきました。

     

     

    助けて高坂甚内!

     

     

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    ということで今回は江戸時代初期に江戸の夜を駆けた伝説の忍者・高坂甚内について解説します。

     

     

     

    【高坂甚内  大盗賊、江戸を駆ける】の続きを読む

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