不定期更新 気になった武将や人物について取り上げたりおんj中心にまとめたりします

    カテゴリ: 人物伝

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    10年位前まで、2chでは「お前とはいい酒が飲めそうだ」なんてスラングが当たり前のように使われていました。令和の世になって人々のインターネットの利用は野放図と化し、万人の万人による闘争のような煽りと攻撃が行われる毎日ですが、昔のネットにはこういった素性も知らぬ人と交流しようとする試みがあったんですね。では自分が討ち果たさんとする敵と酒を飲みかわすことができるか?今回はそんな人物の解説。

     

     



     小河信安

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    映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ戦国大合戦」では実在の戦国武将をモデルとした人物が登場したのをご存知でしょうか?

     

    敵方の重臣である真柄十郎座右衛門直高。豪傑として、本作のゲスト主人公枠である井尻又兵衛由俊と一騎打ちを演じ、負けなかった猛将として描かれます。

     

    モデルとなったのは朝倉家臣の豪傑・真柄直隆という人物ですが、しんちゃんの映画に限らず、江戸時代の講談や軍記物でも度々武勇の誉れ高い武将として人気の高い人物でした。

     




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    しかし、その逸話に比べて長年、彼の詳細は謎に包まれてきた人物でもあります。主家・朝倉家が滅亡してしまったことで家臣も含めその記録や資料は散逸。無名の一武将として闇に消えていくところを、姉川の戦いで本多忠勝隊が彼と交戦したことから本多家の面々を通して後世にその名が知られるようになったというわけです。

     

    それが、20223月に福井県立博物館が新たに「真柄氏家記覚書」という資料を発見。これは江戸時代に真柄家の人々によってまとめられた戦国時代の真柄氏を記した歴史書で直隆を討ち取ったとされる本多忠勝の家臣・匂坂氏にもインタビューを行っていたり、過去の真柄氏の記録とも符合していることから信憑性の高い資料と考えられています。それでは新たに分かった真柄直隆の実像は一体どんな人物だったのでしょうか?

     

     

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    土佐兄弟みたいだな

     

     





     

     

    2026年放送予定の大河ドラマが発表されました。仲野太賀主演で主人公は羽柴秀長。戦国時代ファンなら一線級の知名度のある人物で、近年の戦国物の作品ではほぼ皆勤なので大河視聴者にもなじみの深い人物でしょう。

     




    ここ20年の羽柴秀長を演じた人物を調べてみると・・・

     

    【大河ドラマ】

    秀吉(1996):高嶋政伸

    功名が辻(2006):春田純一

    (2011):袴田吉彦

    軍師官兵衛(2014):嘉島典俊

    真田丸(2016):千葉哲也

    どうする家康(2023):佐藤隆太

     

    【映画】

    清須会議(2013):梶原善

    (2023):大森南朋

     

    【アニメ】

    へうげもの:石丸博也

     


    うーん、どこかで見た俳優陣だ(しみじみ)。

     

     

     

    戦国時代のバイプレイヤーを若手俳優のバイプレイヤーが演じるということで雰囲気的には合ってるんじゃないですかね?大河タイトルが発表された際にはTwitterでは秀長ではなく藤堂高虎がトレンド入りするなど珍事もおきていました。まぁ、今の時代は高虎のような人物がウケるからね・・・。

     

     

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    清和源氏の分家にして甲斐武田家と肩を並べる武家の名門・佐竹氏。その血筋は現代にもつながり、現・秋田県知事である佐竹敬久氏は市長時代を含めると20年以上にわたって秋田の治世を担ってきました。(ここ12年は失言問題がマスコミの話のネタにされたりするけど・・・)

     


    佐竹氏ほどの名門になると分家もたくさん存在します。実は知事も佐竹北家と呼ばれる分家出身です。かつて佐竹氏が常陸の地を治め、居城である太田城のまわりにそれぞれの分家が居を構えており、方角から東家、西家・南家・北家と名乗りました。



     

    今回はその佐竹北家出身のとある親子2代の話について解説します。




    佐竹義廉

    佐竹義斯







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    日本人にとって妖怪は怪異であり娯楽であり、周囲をとりまく自然そのものでした。とはいえ、江戸時代以前の夜は不可思議でともすれば命を落としかねない危険な背世界です。だから、どこどこの武士が妖怪退治をしてくれたという伝承は地域にとって英雄としてもてはやされるもの。

     

     

    有名な妖怪退治の専門家といえば源頼光や藤原秀郷があたりでしょうか。彼らは妖怪全盛の平安時代に活躍した人物です。

     

     

    時代が下り、戦国時代にも妖怪退治の伝承のある武将がいます。今回は長宗我部家臣で小備後と呼ばれた江村親家について解説します。

     




    江村親家


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