今日はキスの日ということでキスに関する一枚の写真について紹介します。
この写真は通称「勝利のキス」と呼ばれ、第二次世界大戦の終わり1945年8月14日にアメリカのニューヨークでとられた一枚です。日本に勝利し、長い戦争が終わったことによる安堵と喜びを表す市民の様子として世界史の教科書にも載っていたりする有名な一枚です。このキスをしている2人は別に恋人同士でもなく、終戦の喜びから無関係の2人がキスをしているのだから驚きです。現代日本なら通報物ですが、それをおめでたい日だからよしとしてしまう看護婦の器の大きさというかなんというか・・・
ですが、この写真いくつかのバリエーションがあります。この写真、異常なまでに縦長の縦横比になっています。というのは本来の写真には写ってはいけない「ナニカ」が映ってしまったため意図的にトリミングされたためです。
それがこちら。
別アングルからも見てみましょう。
後ろの水兵に注目すると(画面右奥)
なんとブラジャーを被った満面の笑みのおっさんが映っているのです。
何故、彼がブラジャーを頭にかぶっていたのか、これも戦争が終わったおめでたい日だからなのか、おそらく当の本人も存命か怪しいでしょうから真相はもはやだれにも分かりません。ただ歴史の一ページに、ブラジャーをかぶって笑顔で往来を歩き終戦を祝った人物がいた。という事実だけが刻まれたのでした。
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