不定期更新 気になった武将や人物について取り上げたりおんj中心にまとめたりします

    2018年05月

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    裏切り者の荒木村重や高山右近を降伏させるため、宣教師に命じて調略するよう迫る信長。手にはワインを持っていて「もし調略に失敗したら・・・」迫真の表情で赤いワインを零して脅す信長・・・。


    「軍師官兵衛」の一場面であるが、実際には信長はお酒が飲めなかったという。逆に金平糖をはじめとする砂糖が大好きだったようだ。

    金平糖とはカステラなどと共に、ポルトガルから伝えられたもので、このころには堺を中心に嗜好品として高く取引されていた。近代・現代においても災害時の非常食として利用される場合があり、自衛隊・帝国陸軍においてもレーションとして用いられることもあるようだ。ルイス・フロイスが初めて信長に謁見したときには金平糖やガラス瓶、ろうそく数本を献上したという記録が残っているが、この金平糖を信長は大層気に入ったようで何かと宣教師に金平糖をが欲しいと要望している。

    信長の甘党はこれに限らず、家臣が元服し信長の屋敷に謁見したときにはお土産と称して大量の干し柿を与えてやったり、戦の褒美にも干し柿がおまけでついてきたり、正親町天皇への献上品には大量の金平糖であったり、家康へのお歳暮にも堺商人から購入した南蛮菓子の有平糖だったり・・・挙句の果てには長宗我部元親が息子の元服時に信長の一字を貰って信親と名乗らせるのだが、その際に信長に支払った報酬が砂糖3000斤、約1800kg。とりあえず謀反しても甘い物を大量にあげていれば許してくれそうな気もしてくる。ビッグ・○ムかな?


    とにかく信長のスイーツ系男子はいろいろと極まっていたようだが、逆にお酒は飲まない飲めない性格だったようだ。フロイスの日記には「お酒は飲まず、食を摂し」とあり、相当の下戸だったのではないかと考えられている。

    では冒頭のワインを飲む信長という一場面であるが、一応宣教師からワインを貰ったという記録があり、珍しい物の信長なら赤いお酒であるワインを口にしたことぐらいはあるだろうとも考えられる。でも日本酒よりも強く癖のあるワインを信長が飲むことができたのだろうか・・・?もしかしたら普段お酒は飲まないだけで下戸ではないのかも・・・ともいえる。

    下戸な戦国武将はもう一人いる。明智光秀その人で、儀礼の途中で杯を2度飲み干す首実検の際にも、お酒が飲めないからなのか簡易的に儀礼を澄ますこともあったようだ。だが、宴会の場面ではお酒を断わる光秀に信長が「俺の酒が飲めないのか!」と恫喝している。

    下戸が泥酔して家臣にアルコールを強要する・・・本能寺の変の理由もそんなちょっとしたことなのかもしれない。世の中そんなに「甘く」はないようだ。

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    1: 名無しさん@おーぷん 2018/05/27(日)20:02:31 ID:RBt
    なかったので

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    細川忠興といえば非常に血生臭いエピソードが多いことで知られる戦国武将である。
    彼の性格や考えは、幼いころに父が政治闘争のため忠興を家人の実家に預け、家庭を顧みなかったとかいう家庭事情に問題があったりなかったりと一概に忠興を悪く言うことはできないのだが・・・

    忠興には同母の兄弟が何人かいた。そのうち弟の興元と妹の伊也が有名でいくつかの話に登場する。(ちなみに母・麝香も齢57歳にして鎧を着て戦場で戦う女傑だったりする)

    そのうち今回は細川家の長女である伊也姫について解説する。

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    薩摩に対するイメージって粗野で暴力的なイメージが何かとある。





    しかし、当主・義久を始め島津家やその家臣達は和歌や茶道に通じた戦国時代でも有数の文化人が数多くいる。
    島津家臣新納忠元(1526-1611)もその一人である。

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    1: 名無しさん@おーぷん 2018/05/20(日)19:52:53 ID:F7Z
    今週はここ

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